大会長挨拶

最先端のGBR法に関しては、米国ペンシルべニア大学歯学部 歯周病学講座主任教授のRodrigo Neiva先生を招聘致します。歯周組織再生療法については、国内より船越栄次先生、長谷川嘉昭先生、中田光太郎先生をお招きし、様々な再生療法についてご講演いただきます。また当然ながら、再生療法だけで歯周治療は完結致しません。歯周治療を成功させるには、歯周基本治療からメインテナンスに至るまでの、歯科医師と歯科衛生士の協働が大変重要です。参加される歯科衛生士の方々のスキルアップに直結するような、診断力と技術力の双方を向上できるプログラムを準備しております。
さらに今回、若手世代の活躍の場として、演者に年齢制限を設けた新進気鋭セッションや歯科衛生士ミニシンポジウムといった、これまでに無い新たな企画も用意しました。
口は命の入り口と言われております。そして口腔の健康に多大な影響をもたらす歯周病の克服は、国民の口腔の健康を通じ、QOLの向上、ひいては健康寿命の向上に大きく寄与致します。本年次大会が健康寿命増進の一助となれば幸いです。
開催方式は現地開催とオンデマンド配信を計画しております。多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会
第41回年次大会
大会長 吉田 茂