理事長挨拶

2020年初頭から世界中に蔓延した新型コロナウィルスによって、昨年までは様々な制限を強いられましたが、本大会は社会情勢等を考慮し現地での通常開催としました。また現地開催とともに、講演の事後配信を合わせたハイブリッド開催を計画しています。
従来の年次大会では、若い歯科医師と歯科衛生士の発表の場は土曜日午前のケースプレゼンテーションのみでしたが、かねてより「年次大会で沢山の会員が発表できたらいいな」と思っていました。今回は九州支部が開催地であったため、吉田茂大会長と山下素史実行委員長とで知恵を絞り、出来るだけ多くの若い会員が発表できるようなセッションを企画しました。今後の本会の担い手となるような若い会員の発表の場となるよう、日曜日午前に「歯科医師・新進気鋭セッション」と「歯科衛生士・ミニシンポジウム」を企画しました。これらのセッションが今後の人材発掘の場、あるいは新しい試みになると感じています。
晴れて第41回年次大会は4年ぶりに全ての企画が通常通りに開催できるようになりました。年次大会での講演や企画はもとより、様々な懇親会もコロナ禍前と同様に開催できますのも、日頃よりご支援頂いています賛助会員の企業様のご支援の賜物と感謝いたしています。コロナ禍前と同様に本大会の成功のため多くのご支援を頂きましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。本会年次大会が会員のための学びの場となるよう、第41回年次大会が成功裏に終わることを切に願っています。
特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会
理事長
木村 英隆